
販売したい作品の生産計画が定まったら、販売に向け具体的な準備をはじめましょう。
今回はラッピングと梱包のポイント・配送方法の選び方について考えます。
全部きっちり決めなくとも大丈夫◎今は下調べ程度の気持ちでOK
のちのち作品をminne等の販売サイトに登録する際、ラッピング・配送方法について詳細登録が必要になるため、事前に知っておくと原価も把握できますし安心です◎
この記事ではハンドメイド販売に向けた梱包と配送方法の決め方について解説します
ハンドメイド販売初心者におすすめの教科書ご紹介
ハンドメイド販売を始めて数年経った頃にこの書籍を知り『こういう本が欲しかったー!』と感激した1冊(関係者ではありません、一読者ですw)
というのも副業関連書籍は沢山ありますが、ハンドメイド販売に絞って細かく知識を教えてくれる書籍は少ないのです。
気軽に始めやすい反面、0から1個売り上げるまでも少し手間のかかるのも事実です。
そのコツになるハンドメイド販売サイトの見せ方やSNSの上手な使い方など、マニュアルレベルで詳細に記載されているので、SNSに苦手意識のある方も是非ご一読を強く勧めます。
ラッピングも値段設定に含めるべき原価★ラッピング方法と資材調達を予め考えておこう!

ハンドメイド作品を初めて購入した時、可愛いらしいラッピングに嬉しい気持ちになったのを覚えています。
店舗で買うのとは違う魅力がラッピングの個性に出るなと実感しました☆
そのラッピング資材も値段設定に含めるべき原価です。
ラッピング資材を沢山購入しなくとも、金額の把握は必要になります◎
作品ラッピングの方針を決めるにあたり、自分が無理なくできること・ラッピング資材が身近に購入しやすいことを優先に考えてみましょう。
ラッピング資材の金額も、作品1つを包むのにどの程度資材を使用するか試作品で構いませんので一度練習に包んでみると1点あたりのラッピング資材費が分かりやすいです★
くれぐれも包装紙やリボンを初めから大量購入はせず、身近で小さな金額で様子を見ながら小さく始めることを心がけましょう◎
ラッピング方法は【ずれない・軽く】が鉄則☆

作品のラッピングなんて初めてで分からないことだらけ!でも大丈夫◎
基本的に作品が配送中に箱や封筒の中で動いてしまわぬよう固定することがどの作品にも共通して大事◎
アクセサリー等は厚紙台紙に穴を空けて作品を固定でき、リースやスワッグ等も同様の方法で固定しラッピングできます。
また小さな箱に綿を詰めてギフトボックス的にするのも可愛いらしいですね☆
「ハンドメイド 作品種類 発送方法」でネットにて調べてみましょう!
ピンとこない場合は実際のその商品が売られているお店に行き、ラッピングされた商品をのぞき見するのもありです◎
後述しますがラッピングした後はプチプチ等で梱包することも考えると、過剰包装は重くなり配送料金に影響を与えるため控えましょう◎
下記はアクセサリーに限定した内容ですがラッピング方法の参考サイトです。

私はハンドメイドリースを、透明セロハン(OPP袋)で包み季節に合ったリボンで結ぶ簡単ラッピングにしています。ラッピングもお代は取らず無料で。
リース用ボックス等も市販されていますしお花屋さんのリースラッピングの様子をのぞき見(笑)しましたが、手間と予算を考え100均で購入できる透明セロハン(OPP袋)とリボンだけこだわりお気に入りのを購入する方針にしています。
【安全かつ軽くてコンパクト】な梱包方法を考えよう!

作品がアクセサリやキーホルダー等小さい物は、多種類の配送方法が出ているので安価な料金で送ることができます。
布製品も配送中の破損はそこまで心配しなくとも問題ないかと。
作品の種類と大きさ重さによって変わる梱包と配送について考えてみましょう!
梱包は【濡れない・プチプチで包む】が大事◎
ラッピングで透明セロハン(OPP袋)に入れてあれば、配送中の水濡れ対策は最低限クリア☆
最後にプチプチで包むのは、壊れ防止のためにどの作品にも共通して大事◎
プチプチ梱包をした上で、封筒や段ボールに入れて梱包は完成です。
箱や封筒はジャストサイズを選ぼう!梱包材を新品か?リユースか?の決め方
せっかくプチプチ梱包したのに、箱や封筒が大きすぎると中で作品が動いてしまい破損リスクにつながります。
加えて配送料金を決める上で「重さ」の面でも、大きすぎる箱のために重くなり料金が上がってしまうことも!
ぜひジャストサイズの封筒・箱を選ぶように心がけましょう。

段ボールを新品にすべきかリユース資材を使いまわすか・・・悩ましいですね。
正しい答えはありませんが、私はリユース資材の段ボールを使用する方針です。
購入する際大量ロットでないと単価も高く、また家に在庫を置いておくスペースも無いので。
ただお送りする前に「梱包材はリユース資材を使用する旨」を事前にお伝えしています。
まずはちょうど良い大きさのきれいなリユース資材で始めるのが、簡単で始めやすく良いかと思います◎
おまけ:とあみかんのラッピング例はこちら
参考までに私のハンドメイド作品のラッピングと梱包の様子です。

画像左:OPP袋にクリスマスリボンを付けた簡易ラッピングです。
画像右:プチプチ梱包の後にラフリネンというリネン布をかぶせ麻紐などで結びお礼のお手紙を添えています。
配送方法は【補償の有無】と【料金】で2パターン利用が良い◎近所ですぐ出しに行けるかも重要!

配送方法を決めるにあたり購入者目線では補償の有無と料金で決めるのが大事◎
制作者目線ですと近所ですぐに出しに行けるかが大事◎
ハンドメイドやメルカリ等で個人発送の機会が増え、新しい配送方法も沢山あります!
minneやcreemaで作品を販売する際、基本的に送料も含めた金額で購入者にお支払いいただきます。
ただ自分が負担しないからといって、補償もあり安心な宅配便だけにするとエリアにより金額も異なり場合によっては1500円近い送料になることも・・・
購入者の立場で考えると、下記2パターンの配送方法を用意しておくのが親切かなと感じます。
・補償ありの宅配便・ゆうパックなど(送料は高め)
・補償なしの普通郵便・定形外郵便・スマートレター(送料は安め)
作品の大きさや特徴によって変わるため下記サイトでどの方法が良いか調べてみましょう。

私はハンドメイドリースを段ボールで送る際に、定形外郵便(規格外サイズ)かゆうパックの2パターンで設定しています。
郵便局が近所にあるのと配送料金が他の宅配便より安価だったので選びました◎
定形外郵便も補償無しですが、縦横厚さ90CM以内なら送れるためよく利用します。
郵便事故も今のところ遭っていません。
送料無料で出品できないかを一度検討しよう
ご自身がネットショッピングをする際に「送料無料」の商品を選びがちなことありませんか?
ハンドメイド販売も全く同じです◎
作品が小さく「定形外郵便」の規格内で済む場合など、概ね500円前後で送料が済みそうなら送料込みで作品金額を設定し「送料無料」を打ち出した方がアピールポイントになります◎
その際に『送料無料(定形外郵便にてお送りします。日時指定ご希望の方は別途宅配便を選択下さい)』等、誤解の無いように説明を付記するのをお忘れなく♪
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