教育原理は保育原理や心理学等他の科目と重複する内容も多いので、共通する歴史や重要人物関連はとにかく先に暗記する作戦が大事です◎ほか教育原理だけのトピックのうち重要かつ出題されやすそうな内容も解説します☆直前期からでも大丈夫、早速はじめましょう!
この記事では保育士試験科目「教育原理」の勉強法についてトピック毎に解説します。
教育原理の全体像:保育原理・心理学と併せて学習!歴史と法律の早期暗記対策が肝心◎
教育原理ではテキスト冒頭から教育基本法・子どもの権利条約・児童憲章のなど
様々な条文が出てうっ・・・となりますよね。
10問しかない中で正答率をあげるために、テキストや問題集掲載の法律条文はうろ覚えのままだともったいないのです。歴史と法律だけは正答する!位の意気込みで暗記内容に加えましょう!
重要人物と理論を先に覚えるメリットは確実に得点するアドバンテージにするため
私の保育士試験の進め方として「歴史上の人物と理論は一番最初に暗記しておこう」を強く推奨しています。
教育原理をはじめ、保育の心理学・保育原理も同じくこの方針に当てはまります◎
なぜなら歴史上の内容は受験年度にかかわらず変わらない内容だから!
法改正など受験年度によって変わる内容を丁寧におさえることも大事かもしれません。
しかし歴史や重要人物、条文等毎年テキストに掲載される内容でコツコツ加点できる方が、合格点を確実にする方針ではないかと感じます。
スキマ時間勉強で忘れにくい学習ペースを作ろう
とはいえ似たような理論・名前の人物も多く簡単なことではありません。
暗記ノートや単語帳、一問一答問題集で、電車の待ち時間や休憩の15分など日常のスキマ時間に忘れ防止のため繰り返し見返すことで正答率は少しずつ上がるはずです。
理解しながらじっくり勉強するより、筋トレのようなイメージで日々のルーティーンにスキマ学習を取り入れてみる価値は十分あります◎
教育の歴史は面倒でもオリジナル年表作成が早道かも!保育原理と併用可能◎
日本の近代から現在までの教育の変遷も毎年テキストに掲載される内容ですし、重要人物と同様に早期暗記がベスト★
私のおすすめは時系列に書き出すオリジナル年表の作成です。
テキストを読むだけより頭に入りやすいです、本当に!
ただテキストを書きうつすより、保育原理や心理学など他の科目にもまたがっている教育の歴史も加えて漏れなく作成するのがポイント★
保育原理・心理学・教育原理は似たような内容で重複が多いため、1か所に情報を集約させるためにもオリジナル年表の作成は効果的です。
自身で書き起こした年表を繰り返し眺めることで順序が頭の中に入れながらテキストを読み直しストーリーとしてつかむと理解が深まります。
参考までに私のオリジナル年表を。
左側にこども家庭福祉や社会的養護の歴史
右側に保育と教育の歴史
の2パターンで書き出しています
同時代にどのような出来事があったかを
俯瞰して確認できたので
この内容で作成して理解が深まりました
教育原理だけの重要トピック①学習指導要領をおさえよう
ここからは教育原理のみ出題範囲となる内容のうち、私が重要と捉えたトピックを紹介します。
テキストでは詳細説明が少ないながら、保育園・幼稚園から小学校へスムーズな移行が重視されている近年より、小学校以降の学習理念たる学習指導要領はおさえるべきトピックだと考えました。
私は下記の膨大な文科省資料のうち、1ページ「学習指導要領の変遷」と3ページ目「学習指導要領の理念 生きる力」を参考資料として使用しました。
特に「学習指導要領の理念」は暗記対策しておいても損はないかと思いますよ☆
教育原理だけの重要トピック②いじめ・不登校関連は最新件数まで調べよう
いじめ防止・不登校や体罰等現代の教育問題については重要トピックとして認識されていると思います。それゆえ単純に暗記してれば良い状態より、少し難しい問題にも判断できるよう1歩踏み込んだ学習をおすすめします。
いじめ防止及び不登校については、テキスト掲載の認知件数だけで終わらせず最新の件数をインターネットで調べ増加傾向(あるいは減少・横這い)の度合いまで確認することをおすすめします。
だいたいの最新件数の規模感(〇万人くらい)と数年前に比べて増加傾向が緩やか?急激?という動向を把握しておくことで、少しひねった問題が出題された時の良い準備になります。
いじめ防止対策推進法は第1・2条と問題集掲載条文もおさえよう
少し難しい問題対策の続きで、いじめ防止対策推進法はテキスト掲載の第1・2条だけにとどまらず問題集で出題された条文も暗記対策に加えることをおすすめします。
もちろん理念たる第1・2条が重要ですので、余裕があればというレベルで構わないです。
おまけ:意外と重要?なトピック:リカレント教育等はトレンドなのでヤマを張り少し調べておくと良いかも
生涯学習・キャリア教育・リカレント教育…など言葉面では似通った印象のキーワードが並ぶこのトピックですが、私は侮れないなと感じます。
近年社会人の学びなおしを政府や企業が後押しする流れはニュース等の通りであり、出題されやすいかもと勝手に思いヤマを張り丁寧に学習しました。
キーワードの違いと意味を正しく理解する、問題集に新たなリカレント教育関連があれば調べたりテキストに書き込み知識を深めました。
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