はじめてのハンドメイド販売を応援【無理しない正しい値段設定編】手間賃を加味して自分の頑張りをきちんと価格に反映させよう★

ハンドメイド
とあみかん
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自分の作品に値段を付けるって自信が無いとつい遠慮がちな金額設定になりがち・・・

ただ日用品と違い安すぎても信頼に欠けて買ってもらいづらいのがハンドメイド作品。

ハンドメイド販売サイトで販売するにあたりほどよい値段設定について考えてみましょう!

この記事ではハンドメイド作品をハンドメイド販売サイトで販売する際の値段設定について解説しています

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基本は原価の3倍&市場価格と比べた金額感の確認が大事◎

とあみかん
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値段設定の目安となるのが【原価の3倍を販売価格にする】

そのためにまずは作品の原価を把握することからはじめましょう!
さらに作品を出品し終えるまでの作業時間を把握するために、手間賃を時給換算するのも

おすすめしています★

まずはざっくり原価計算からはじめてみよう!

1個の作品を作るための材料費がいくら位か大まかに計算してみましょう。
会社の経理ではないですので、あくまで最初はざっくりで構わないです。
材料・接着剤やワイヤー等の道具使用費・ラッピングや梱包資材など、1つの作品の制作から発送にかかる全ての資材を書き出してみましょう。
少な目よりかは多めに見積もるくらいがちょうどよいです◎
ハンドメイド原価計算のやり方として参考にしたページもご紹介します。

次に手間賃を時給換算してみると全作業時間を把握できて◎

とあみかん
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原価を計算できたので、その3倍を単純に販売価格にすれば良いのですが

全作業時間を手間賃として計上し把握することで、原価の3倍が適正価格かを確認できます◎

作ることが楽しいので手間賃はあまり考えてこなかった方もいらっしゃるのでは?!

しかし、昨今の最低賃金を上げる社会情勢より自身の作業時間を適正な時給で換算することは大事な視点だと考えます。

1つの作品を作るまでにどんな作業を何分程度してきたか、是非書き出してみましょう。
私はハンドメイドリースを作成販売しており、その全作業時間を書き出した例です。

【ハンドメイドリースを作成する場合の全作業時間】
作品のイメージを考える時間
パーツ制作時間
実際の制作時間
ハンドメイド販売サイト等に出品するために写真撮影時間
ハンドメイド販売サイト等出品のために文章を入力する時間
発送のために梱包する時間

こうして書き出してみると、作る以外の時間も結構かかっていることに気付かされます。
私はこれを時給950円で換算して、おおよそ2時間~2時間15分ほどかかっていました。
時給950円は私の住む神奈川県の最低賃金よりやや低いのですが…そこは弱気に計上しました。
単純に原価の3倍で片づけてしまうより自身の手間賃を知った上で、適正価格か判断した方が納得して販売できるかなと感じます。

【原価の3倍】又は【原価+手間賃】の差を確認&販売手数料と利益分も忘れずに!

とあみかん
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おおよその原価と手間賃を合計した金額と、原価の3倍の金額とを比べてみましょう。

大差がないようでしたら、適正価格と判断して良いかと思います。

最後に忘れてはいけない、ハンドメイド販売サイトの販売手数料分も価格に加えましょう。
サイトにより手数料が異なりますがハンドメイド初心者も挑戦しやすいminneやcreemaは概ね10%ちょいです(2024年時点)
ほぼプロの方が出品する販売サイト等は販売手数料がより高く設定されているようなので、下記リンクにて出品したい販売サイトと販売手数料を確認しましょう。

販売手数料のおおよその額が把握できたら、さらに純粋な利益分も上乗せすることを忘れずに!
私は弱気なので、500円前後の利益しか上乗せしていませんが販売し続けるために大切なこと◎
この後市場価格と比べながら調整しますので、まずは販売手数料・利益を上乗せした金額を仮の販売価格としましょう。

送料込みでいくらになるか?お客さん目線で買いたい金額感が客観視しよう

とあみかん
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購入者は作品の販売価格と送料を含めた合計金額をお支払いくださいます。
ハンドメイド販売サイトで同様の作品群と概ね似たような金額かを確認すると共に、送料込みの合計額がお客さん目線で高すぎないか等も確認しましょう。

私の作成するハンドメイドリースは送料が相当にかかります。
定形外郵便ですと710円~、宅配便で遠方だと2000円近くかかるためお客さん目線で送料込みの総額の金額感を把握することは大事だと考えています。
リース1つ購入するのに送料込みで5000円以上かかるとお客さんは高いと感じるかな、と思い3500円前後の販売価格で設定しています。

とあみかん
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市場価格調査もすごい高い金額の作品や、素晴らしい作品なのにお手頃価格だったり見ていると気持ちが揺らぐこともあるかと思います(私は弱気なので市場調査は最低限しかしませんが…)

ここまでお伝えした原価の3倍・手間賃・販売手数料と利益の上乗せでひとまず販売価格を決定して出品し様子を見ることも大事◎
出品した後も値上げ値下げは自由ですから、季節商品なら販売時期が終わる前に早めに値下げしてみる等都度調整していく姿勢も大切だと感じます★

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