いざ読み聞かせをすると子どもがすぐ飽きてしまったり…
簡単なようでうまくいかないことも多い読み聞かせ。
図書館や本屋さんに沢山ある絵本から、子ども好みの内容を選ぶのもまたよく分からなかったりして…
ここではお話を理解しはじめた4歳前後、幼稚園~小学校低学年向けで、子どもの反応が良かった絵本を中心にご紹介します★
この記事では主に4歳前後、幼稚園~小学校低学年の子どもが楽しめる読み聞かせ絵本を紹介します
読み聞かせ絵本を紹介するきっかけは【読み聞かせボランティア活動】
小学校で「読み聞かせボランティア活動」があるのを知り参加しています。
朝授業前の15分間で保護者が各クラスへ赴き、絵本を1-2冊読みます。
その中で子ども達からの反応が良かった絵本を中心にご紹介する予定★
我が子のクラスならまだしも、知り合いもいない初めましてのクラスで急に読み聞かせるのは結構緊張するもので・・・
事前にちょうど良いお話の長さ・学年に合いそうな内容・読みやすさ等、絵本を分析する視点はお役に立てそうな気がする!と感じ記事を書くに至ります。
幼稚園~小学校低学年、と小学校高学年の大きく2つに分けてご紹介してまいります★
くすりと笑える!短めの絵本3選♪
読み聞かせボランティアで絵本を決める際『つかみの1冊目』として短めで笑ってもらえる内容の絵本を選ぶようにしています。
絵が楽しい!『パンダのがらをなんにする?』
とにかく色んな柄のパンダが登場するので、絵を見ているだけで子ども達は楽しんでいました。
「この柄のパンダいたら目がちかちかするね」
「次の柄はなんだろうね?」
と語りかける感じでサクサクと自然に読み進められるのもおすすめしたいポイント★
愛らしいおばけの姿に大人もキュン★『めがねうさぎ』
大人にも人気な「せなけいこ」さんシリーズ。
めがねをなくしたうさぎが夜の森へ探しに行き動物やおばけに出会いお話が展開していきます。
めがねをかけて驚かせたいおばけの健気な姿は、1年生も笑ってくれました。
文章も長すぎず短すぎずなので、物語に触れ始めた4.5歳のお子さんにもちょうど良いと感じます★
子ども達の共感を呼ぶ文章とイラスト『もうぬげない』
うちの娘はヨシタケシンスケさんが好きで読み聞かせでよくリクエストされるのですが、ヨシタケさんの語りかける文体は一人読みタイプかなーと感じ、この絵本なら読み聞かせにいけそう!と選びました。
脱げなくなった子供の姿にすぐ興味を持ってお話に集中しはじめてくれ、脱げないまま展開していくお話に笑っていました。
「脱げなくなったらどうする?」
「脱げないままお外を歩いてるねー」
なんで会話をはさみながら進め、一緒に楽しんでもらえた1冊です。
じっくり聞いてほしい少し長めのものがたり絵本2選
読み聞かせボランティアでは上で紹介したくすりと笑える短めの1冊で皆の気持ちをあたためてから、ものがたり系の絵本を2冊目として読むようにしています。
個人的な好みとして、登場人物が増えて変化していくお話やオチのあるお話の方が読んでいて楽しく、そういう絵本が多くなると思います。
算数をはじめた低学年におすすめ『はじめてのおつかい』
おつかいを頼まれた女の子が200円で牛乳を買いに行くお話。ようやく買えた牛乳でおつり20円をもらい忘れるのですが…
「さて牛乳はいくらだったかな?」
「180円ー!!」
と読み聞かせクラスの生徒とコール&レスポンスに成功した、私の中では初めて成功体験を得た思い出の1冊です。
ちなみに4年生のクラスでも問題なく集中してお話聞いてくれたので、小学生なら学年問わず楽しんでもらえると感じます。
最後のオチまでゆったり読みたい『きょうはなんのひ?』
ママに宛てた9通のお手紙に隠された親子でサプライズしあうお話。
最後のオチを味わうのに大事なのがお手紙の絵。
絵に仕掛けが隠されているので、なるべく子どもとの距離を近く読んであげるのがおススメ★
(教室で1mほど離れた位置から読んだら、絵も遠かったのかオチを分かってもらえず散々だったので…)
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